最終更新日: 2023-07-11
劇団四季 ボーカル/演技コース 写真撮影


ジャズダンスやクラシックバレエのような明確な撮影手法は使っていませんが舞台人として相応しい撮り方は存在します。そのあたりをご紹介します。
顔の表情
主に二つの表現手法から選択します。印象的にすることは基本として表情は笑顔、真顔、どちらかになります。女性で口元が整っていて笑顔が得意なら「笑顔」にします。但しニコニコ軽く笑うのではなくある程度の重厚感を蓄える必要があります。それは軽い印象を与えないよにすることです。軽さは高評価に繋がりにくいと考えられるからです。
重み(存在感)のある笑顔を作る際にポイントになるので目元、口元の作り方です。目はゆっくりと大きく黒目が見えるように見開いて感情を混めます。口元は間を持って口角を15~30°程度斜め上に引き上げます。
一方「真顔」にするなら持ち合わせている顔の各パーツがよく見えるように心の準備をゆっくりと行います。そして目はしっかりと意思を持って開き、口は大きく動かさず自然のままで構いません。
上半身、全身ポーズ共通
体幹を良くするのが条件具体的には体に軸を作り、引き上げる、
効果:体のパーツ一つ一つが美しく見える、デコルテを美しく、
ウエストアップ、全身ポーズ共通
ボイトレで姿勢を正して歌っている様を連想させる
女性:バストからウエストにかけて女性らしさをアピール
服装
ワンピースが7割、ツーピースが3割
ワンピはフォーマルに
ツーピースはカジュアルになる
女性:半袖、ノースリーブ、フレンチなど
目標:デコルテ、肩、腕をしなやかに見せるのが理想
男子:シャツ+パンツ 9割以上
目標:ダイナミック、個性的など主張したい
演技写真の特徴

2022年に演技でエントリーする人が増えた印象があります。
演技でエントリーしながらダンス等の動画を提出が可能だからか。
他のジャンルと比較して表現の難しさがあるかもしれない。
やはり動画と合わせて提出するのが良いかもしれない。
演技写真の撮り方


顔(バストアップ):顔の特徴を最大化しインパクトを集める。


上半身(ウエストアップ):しなやかな肢体をみせる。


全身(頭から足先まで):女性はワンピース、男性はきれいなシャツ又はシャツ+ベストで洗練させたい。
まとめ
「ステージ立つ美しい姿が想像できる」それコンセプトに撮影します。堂々と落ち着いて、時には華やかに演じてみましょう。演技でエントリーするのは簡単なのようで最も難しいかもしれない。したがって演技エントリーの写真では「特徴をどのように演出するか」を考えるのが妥当に思える。但し動画を同時提出して個性を強めることが的を得ているかもしれない。
※掲載している写真はエントリー種目と同一でないことがあります。