最終更新日: 2023-05-28
3ポーズ ” 顔 上半身 全身写真 ” の有利な撮影法とは
2022年から提出する写真は1ポーズ増えて3カットになりました。2021年までは” 顔写真と全身写真 ”でしたが、新たに上半身写真(ウエストアップ)が加わりました。通常、枚数が増えるとよりイメージを強くアピール出来るようになります。そこでこの利点を生かすにはどの様に撮影すれば良いのかをご紹介します。
写真指定と撮影規定を確認しよう
最初に指定されている「3種類の写真内容」と「撮影規定」を確認します。- 顔写真(バストアップのこと)
頭頂部からバストまで収める
顔写真との指定だが実際は” 頭頂部からバストまで “撮影します。 - 上半身写真(ウエストアップのこと)
頭頂部からウエストまで収める
上半身と指定されているが実際は” 頭頂部からウエストまで “撮影します。「顔」より自由な発想で表現することが出来ます。 - 全身写真(頭から足先まで見えること)
頭頂部からつま先まで収める
頭頂部からつま先までが写真内に納まっていれば” 自由なポーズ “が可能です。ジャンルに合わせてポージングするのがポイントです。 - 衣装:クラシックバレエとジャズダンスでのエントリーはレオタードのような「体」にフィットする衣装にします。
- 撮影背景を無地で明るくする
- 頭の上にスペースを残す
- データは4000px(縦)×3000px(横)とし、5MB以下であること
- 顔写真(の撮り方)
顔立ちが分かるように「正面顔」に近いポジションでの撮影が基本です。但し真正面で撮影する必要はないので顔に立体感が生まれる「少し斜めのアングル」が理想的です。顔の左右のつくりをよく見て、どの角度で撮るのが良いのかを決定します。また「顔」だけが重要なわけでわなくデコルテ(首から胸元)も審査対象になります。砕いていえば「首の長さ、太さ、肩の形、首と肩の繋がり」を見られいることを忘れてはいけません。 - 上半身写真
ウエストアップ
「顔写真」で顔立がしっかり分かるように撮影すれば、ウエストアップ(上半身)は適度に遊びを入れて構いません。顔や上半身を真正面で撮る必要はなくアピール力のあるアングルとポジションを探すのが正解です。引き締まったウエストを表現すると共に体幹を整えて撮影します。 - 全身写真
全身写真を美しく見せるには「ポーズと服選び」が肝になります。ポージングの基本としてはカメラに対して体をやや斜めを向け、体重を後ろの腰あたりに掛けます。これでバランスの良いポーズが完成します。 - 撮影背景が無地で明るくと指定される意味
無地の明るい背景(たとえば白)は被写体を” 容易に判断 “できます。すなわち顔立ち、スタイル、頭身などが一目瞭然になるのです。その為美しく撮影するカメラマンの技量が大切になります。 - 頭の上にスペースを残すこと
被写体を” トリミングする際に便利だから “と推測されます。 - データは4000px×3000pxとし、5MB以下であること
2通りの思惑が見え隠れします。一方は大きいサイズで撮影すれば被写体の” 細部まで見ることが可能 “です。他方はトリミングで再利用しするケースで” 画像の荒れを防ぐため “と思われます。